2008年8月27日

メニューという都合の良いインタフェース

そば屋の味はカレーライスを売り始めた時から下降線をたどる - Life is beautiful

このエントリーを読んでいて、"めちゃめちゃ簡単さ" という事、そして "できるだけメニューの数を増やさずにサービスの価値を高めて行こう" という部分で、ふと思った事が、実は、我々開発者(自分だけかも、、)は、メニューという開発者にとって都合の良いインタフェースに頼っていたのではないかと思った。

メニューを開けば、あらゆる機能にアクセスできる、反面、あらゆる機能がそこに詰め込まれ、ユーザの選択肢を増やしてしまっている。。迷わせる。。
だから、Appleは、メニューに機能追加するのではなく、新しいインタフェースを提供する事で、ユーザに悩ませる事無く、機能追加を実現している。そして、その新しいインタフェースを、如何に自然に操作できるように提供するか、そこが一番の関心事なのだと。
機能追加自体には、何の問題も無いのだけど、その機能を提供する方法に問題があるのだろう。

豊富な機能を提供しても、必要な時に見つからなければ、何の意味も無い事。。逆に言うと、必要な時に必要な機能を提供できる事が一番なわけだから。機能提供にも、一つのシナリオが大事なのかな。ただ、そのシナリオはいろいろだから、時にユーザに不満をもたらす事となる場合もあるのかもしれない。。。
多くのインタフェースは、機能のカテゴライズと、関心事の集約、そして、違う関心事については、それぞれ、デファクト、あるいは、自然にアクセスできるところに配置する事が大事なのかなー。

ふと思ったけど、そうすると、iPhone/iPodtouchのトップ画面にあるアプリケーション群というインタフェースは、なぜ、ただ並べただけのインタフェースにしたのだろう。。。アプリケーションが増えれば増える程、選択肢が増えて、目的のアプリケーションを探すのは、手間にならないのだろうか??んー、でも、それを解決してくれるのが、アイコンなのかもしれないなー。。実際にiPhone持っているわけではないので、そこに不満を感じるかどうかは、わからないけど。。ちょっと、疑問。。

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